肛門外科
当院では痔核、痔瘻(じろう)、裂肛など、痔をはじめとした肛門疾患の治療を積極的に行っています。
いぼ痔の日帰り手術『ジオン注(いぼ痔に注射による硬化療法)』も行っています。をします。この硬化療法は資格のある医師にしか認められておらず、鳥取県中部地区では数名だけです。
「脱出を伴う内痔核」にジオン注を投与して痔核に流れ込む血液の量を減らし、痔核を硬くして粘膜に癒着・固定させる治療法です。
しかも注射翌日から出血が止まり、数日で痔核が脱出しなくなります。
痔核を切り取る手術と違って、痛みを感じない部分に注射するので「傷口から出血する」「傷口が傷む」というようなことはなく、日帰り治療が可能となりました。
内痔核の手術法としてもっともポピュラーな方法。痔核に流れ込む動脈を糸で縛って血液を遮断し痔核を切除するものです。
痔核を切除した後の患部の状況に合わせて縫合しない場合や、肛門の外側を残して中の傷を縫い合わせる「半閉鎖法」があります。
1ヶ所5分程度と、手術が短時間で済むなどのメリットがありますが、反面、術後の痛みは少ないもののゼロではありません。